INFORMATION
今年に入ってから、徐々に部材の価格変更の連絡が入り出して、今現在ではほぼすべての部材の価格が上がってしまいました
ブーツの価格を上げる事は考えて無いので、価格はそのままで先に仕入れる部材の数量を増やす努力を行い、その上で各仕入れ先と話し合ってお互い無理の無い範囲で調整し、対応するつもりです、その為にもサンダル、ベルト、革小物に関しては、アパレルショップとお取り引きさせて頂く事もこれから少しずつ考えていくつもりです
先日新しく機械を3台導入したというブログを書かせて頂きました、この内のクリッカーとソールプレスをサンダル生産の為に調整した上で、生産ペースを計算したところ作業効率に大きな効果があり、部材の価格アップ分を補うだけではなく、それ以上の結果が得ることが出来ました
今回この機械購入に関して、私の目的はまず、各部材の単価をブーツの価格変更無しで対応出来る範囲におさえる事、その次に私がサンダルなど革小物に関して生産ラインに参加しない場合でもそれを補いそれ以上の効果を期待出来る機械導入を行う事、その上で私自身は通常の生産体制に少しでも早く戻せるようにブーツ製作に専念する事の三点でした
どれもそれぞれ関係していて、どうしてもこの三点について説明しておきたかったので、今回長々と説明させて貰いました
今回の機械導入で得られた利益、効果は購入した機械代の回収に回す考えは全く持っておらず、そのままお客様の購入価格の方に反映させて頂きたく、その様に決定しました、レザーサンダルにおいては、以前の物より4,000円程度安くする事が出来ました
今後とも宜しく御願い致します
既にシーズンに入っており、紹介させて頂くタイミングが遅い感じもしますが、デザインも新しくなり、お手頃な価格になったサンダルを紹介致します
詳しくはHJ BOOTMAKER WEB SITEに入り、[PRODUCTS]→[HJ SANDALS]と進んで頂きご確認下さい
シーズン真っ只中ですが、オーダー頂いてから遅くても1週間で発送させて頂きます
HJのブーツのイメージと同様にカットラインやシルエットにこだわり、製図、型紙製作、グレーディング、機械セッティングを行いました
手作業で革を裁断する上で困難な作業も多く有ります、そういった手作業が不向きなデザインにおいては特にクリッカーの有り難みが際立ちます、そのATOM クリッカーの良さを引き出せたように感じてます
既に来年の春夏に向けた取り引きの打ち合わせも数件だけですが行っております、信頼し合えるディーラー様とのお取り引きを切っ掛けに、今まで福岡までお越し頂く事が難しかった方に、商品(ブーツは除く)を実際に手に取って頂ける良い機会になれば幸いです
それまでは直接販売のみとなります
尚、お取り引きを検討されているショップ関係者の方はHJ BOOTMAKER WEB SITE からINFORMATIONに進んで頂ければ、専用お問い合わせフォームが御座います
BEACH SANDALS
サンプルを数人で履き込んだ感想としては、今までのビーチサンダルは履き始め足が痛くなり、足に馴染むまで我慢が必要でしたが、今回よりフットベッドに低反発素材を挟み込み、鼻緒の取り付け位置を前方へ移動(凄く微妙なところなので詳しく言葉で説明する事が出来ませんが、僕らは勝手にシェイクハンドカッティングと呼んでます、デザイン、製図、サンプル製作の際、その後修正を何度も繰り返しながらサンダルと足の平が握手する様な感じを強く意識しました)する事で試履きした皆が痛みが治まり、軽く感じ履きやすいという感想でした
W MONK STRAP SANDALS
ダブルモンクストラップサンダルは多く御座いますがカットライン、シルエットや全体のバランスにおいて私共のポストマンやエンジニアブーツ等と同じ雰囲気が出るようにデザインしました
10年程前からサンダルを製作しておりますがサンダルにアウトソールステッチを施す製法は当時から変わらない部分でHJ SANDALSの特徴の一つでもあります
アメリカ製LANDISでアウトソールステッチを縫い上げる為にコバが張り出しております、その分他に無い迫力を持ったサンダルに仕上がったと感じております
10年程前からサンダルを製作しておりますがサンダルにアウトソールステッチを施す製法は当時から変わらない部分でHJ SANDALSの特徴の一つでもあります
アメリカ製LANDISでアウトソールステッチを縫い上げる為にコバが張り出しております、その分他に無い迫力を持ったサンダルに仕上がったと感じております
SW002 では基本的に4㎜厚のホーウィン・クロムエクセルを使用しておりますので、肉厚な割に柔らかい履き感となってます
どちらもミッドソールまでアウトソールステッチを施しておりますので、ソール交換が可能です
1シーズンだけの使い捨てではなくブーツ同様に長く履いて頂く事を前提に考えたオリジナルの製法で製作する事で、その製法に見合う経年変化を楽しんで頂けるような上質な革を私自身も納得した上でサンダルに使用する事が出来ました